セルに記入された文字列の操作に関して、文字列を置換・削除する方法を紹介します。
今回は、Replace関数について紹介します。
Replace関数の概要
まずは、書式です。
《書式》
REPLACE(文字列, 開始位置, 文字数, 置換する文字列)
文字列には、操作対象の文字列を指定します。直接記入することも可能ですが通常は文字列が記入されたセルを指定します。
開始位置は、文字列の左側から数えて何番目の文字列から書き換えるかを指定します。文字列の種類(全角・半角)に関わらず、一文字につき1個として数えます。
例えば、”あいうえおABCDE”という文字列があった時、”B”の文字列を開始位置とする場合は、7となります。
文字数は、開始位置を含めて何文字を書き換えるか指定します。
上記の “あいうえおABCDE”という文字列の”B”の文字列を開始位置として”BC”を書き換える場合は、2を指定します。
置換する文字列は、対象とする文字列の変更後の文字列を記入します。
“あいうえおABCDE”という文字列の”B”の文字列を開始位置として”BC”を”123”に書き換える場合は、”123”と記入します。書き換える文字数と、変更後の文字列の数は一致しなくても大丈夫です。

なお、置換する文字列を“”と指定した場合は文字列を削除することができます。

Replace関数の特徴
Replace関数の特徴は、次の通りです。
- 任意の文字列を書き換えることができる。
- 文字列のカウントは、全角も半角も1文字と数える。
- 書き換える対象は、開始位置と文字数で指定する。
- 文字列を削除するには、置換する文字列に””を指定する。
以上です。
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